煙突

徳之島days
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煙突は昭和の時代、街中でよく見かけた。特に、銭湯の湯を沸かすための煙突が思い浮かぶ。

しかし、最近ではほとんど見かけなくなった。

1週間ほど前、北海道を訪れた際にサッポロビール園の煙突を目にした。それはとても懐かしく、昔の風景がよみがえった。煙突には、大きく商品の名前が書かれている。

徳之島にも、何本かの大きな煙突が立っている。それは製糖工場の煙突である。3月はサトウキビの収穫時期であり、工場は忙しさを増す。

収穫されたサトウキビは、大型トラックで工場へと運び込まれる。工場の外から撮った写真を見ると、トラックの向こうに広がる山々がすべてサトウキビ畑であることがわかる。

この徳之島において、製糖業は大きな産業の一つである。そして、工場の煙突は長年にわたり、この島とともに歩んできた。その煙突がこれからも変わらず、力強く立ち続けることを願う。