薬局の新たな役割――オンライン診療の可能性

調剤薬局の日常業務

前週、ある認定こども園の照度検査と空気検査のための検体を採取した。昨日は、その園の厨房で、朝イチにまな板の検査を実施してきた。検査内容は、まな板上に大腸菌などの菌が存在しないかどうかの確認である。

その厨房は、薬局における無菌調剤室やクリーンベンチに近い設備なのだろうか。

この島には認定こども園が3園存在する。そのうち2園は学校薬剤師を配置しなければならないそうだが、もう1園はその必要がないという。その理由は簡単なことであるはずだが、県の職員に尋ねても、いまだに明確に理解することができない。

医療や介護福祉の施設も同様に、必要な職種や提供されるサービスが少しずつ異なる。そのような違いは、一見すると同じに見える施設であっても、内部では多くの相違があるということだ。

薬局についても同じことが言える。どの薬局も外見は似ているが、内部の仕組みや提供されるサービスには大きな違いがあるかもしれない。その違いの一つとして、オンライン診療を薬局内のスペースで利用できるようにすることを考えている。

この計画は後回しになりがちだが、頭の中で考えるだけでなく、実際に行動を起こさなければ進展はしない。町を巻き込み、できるだけ早い段階で受け入れてもらえるよう、積極的に動き続けたい。時間はあっという間に過ぎてしまうのだから。