1step

鹿児島

服薬情報提供書の提出を少しでも増やしていきたい。マイナンバーカードの利用率も向上させたい。そんな思いがある。

増やしたいことは数多くあるが、あれもこれもと手を広げるのではなく、まずは2つ程度に絞り、段階的にステップアップしていきたいと考えた。

その一つとして、服薬情報提供書の活用を進めたい。服薬後のフォローを通じて得た患者の情報を医師へ伝え、より良い医療につなげる。例えば、眼科で白内障の手術を行うケースでは、決まった目薬が処方される。使用開始後、患者の目の調子や目薬の使い心地などの情報が得られることがある。これを医師へフィードバックする手段として、服薬情報提供書を積極的に活用していきたい。

また、それ以外の場面でも活用できるよう、いくつかのパターンを作成し、特定のケースでは必ず提出するルールを設けるとよい。そうすれば、負担感もそれほど大きくならず、特定の責任者だけが記入する仕組みも見直していける。

小さな取り組みの積み重ねが、やがて大きな変化につながる。現場全体で意識を共有し、無理なく実践できる仕組みを築いていきたい。そんなことを鹿児島の薬局で言ってきた。

だけど鹿児島が寒すぎる。薬局の中は暖かだが、外は寒すぎて口角の皮膚が裂けそう。