次年度のスケジュール

徳之島days

この間、島の最北部に位置する「手々」という集落の小中学校へ行ってきた。目的は照度の測定である。はっきり言って、薬局から30分以上かかる。途中からは車がほとんど通らず、ほぼ無人の道となる。

学校の児童・生徒数は10人に満たない。ほとんどが島外から来た子どもたちであり、中には鹿児島県外、都市部から移住してきた子どももいる。集落によっては、この島で生まれていない子どもばかりということもある。

今回、よく使用される教室の照度を測定した。教室には生徒が1人、先生が1人。授業は完全なマンツーマンである。

教室の照明は最新式のLEDで、明らかに明るい。夕方で曇り空だったが、必要な明るさは十分に確保されていた。この環境で授業が受けられるのは、恵まれていると言えるだろう。

特に問題はないと判断し、「異常なしですね」と伝えて帰ろうとした。その時、「来年、薬物乱用防止教室をお願いしたい」と言われた。次年度のことなので、「はい、わかりました」と答えるしかない。

開催時期は11月頃とのこと。全校生徒と保護者を対象とした授業になるそうだ。とりあえず、楽しみにしておきたい。年間でどの程度実施することになるのかは、まだ分からない。

ちなみに、木曜日にはある高校の保健委員会に参加した。その高校では、薬物乱用防止教室を保健所の職員が担当していた。私には声がかからなかったため、次年度も保健所が対応するのだろう。少しホッとした。

さすがに高校生対象の授業まで加えると、年間30回ほど実施することになってしまう。それは避けたい。これくらいの回数に抑えたいところである。

もし実施するなら、ケアマネージャーや看護師を対象とした勉強会を開きたい。「開きたい」ではなく、「開かなくてはならない」。次年度どちらも頑張るとしよう。