鹿児島に帰っていた。
以前から自宅のエアコンをそろそろ買い替えようかと話していたのだが、来年になるとエアコンが値上がりするらしい。
製造コストや設置費用の上昇だけではなく、2027年4月から家庭用エアコンの新しい省エネ基準が本格化することも理由の一つのようである。
それなら高くなる前に、今年中に購入しておこうということになった。
とはいえ、すでに十分高い。
しかも今回は家の中で一番広い部屋のエアコンである。能力の大きな機種が必要になるため、それなりの出費になる。
「まだ使えるしな」と思う気持ちもあるが、真夏に突然動かなくなってからでは遅い。家の中のことなので、ここは頑張るしかない。
そういえば昨年、薬局のエアコンの室外機が故障し、基板を交換したことがあった。
基板一枚の交換とはいえ、請求額を見て「こんなにするのか」と驚いたのを覚えている。
徳之島は日差しが強い。風が吹けば意外に涼しく感じる日もあるが、さすがに真夏にエアコンなしというわけにはいかない。自宅でも薬局でも、今ではなくてはならない設備である。
エアコンについては、部屋の広さギリギリの能力を選ぶより、少し余裕のある能力のものを入れた方がよいように思っている。
いつも全力疾走の「ダッシュ」で動かすより、少し余裕を持って「ジョギング」するように働いてもらうイメージである。
何でも値上がりしている時代である。
だからこそ機械だけではなく、自分自身も同じかもしれない。
いつも全力で走り続けるのではなく、少し余裕を残しながら長く動き続ける。
エアコンを買い替えながら、そんなことまで考えてしまった。


