島にてzoomで研修会

徳之島days

昨日もZoomで薬剤師会の研修会があった。二日連続である。水曜日は鹿児島市、昨日は鹿児島県薬剤師会の主催であった。

内容は、水曜日が抗菌剤について、昨日は薬剤師の在宅業務についてであった。薬剤師によっては興味深いと感じる者もいるが、全く関心が持てない者もいるかもしれない。

今回の研修は、薬剤師に今求められている対人業務について改めて考えさせられる内容であったように思う。

抗菌剤も在宅業務も、20年前とは考え方が大きく異なる。抗菌剤に関する講義は、医師の治療方針に対する基本的な理解を深めるものであり、在宅業務の講義では、PCAポンプをテーマに多職種連携について語られた。

特に後者について、今後取り組もうとする薬剤師にとっては、軽い気持ちではできない分野である。資金も必要だ。

加えて、土曜日の午後や日曜日、さらには夜間の勤務が発生する可能性もある。それに加えて、クリーンベンチによる無菌調剤という高いハードルがある。普通、「乗り越えましょう」と言うのは簡単だが、現実には容易ではない。

「この地域のために自分は頑張るのだ」という覚悟が必要である。常にその熱量を維持する必要はないが、一度はそのように強く思う時期があった方が、この道に向いているのかもしれない。

さらに、さまざまな職種の人々と協力して働くことになるため、自らの素の姿をさらけ出し、多職種の人々と真正面から向き合わねばならない。自分を見せなければ、相手も本音を明かしてはくれない。

そこまでできるようになれば、自然と仕事が舞い込んでくるようになるのかもしれない。今はそう感じている。そのためには、自ら積極的に多職種の事務所へ足を運び、何度も対話を重ねるパワーが求められる。

私は、この仕事を本気でやると決めた。まだ入口に立ったばかりで、これからどうなっていくかは分からない。しかし、手応えは十分に感じている。