ChatGPT

徳之島days
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ChatGPTというのは、使い方によっては時短に繋がるツールである。何らかの依頼をすると、それに対しての道筋を簡潔にまとめてくれる。その通りにする必要はないが、頭の中を整理するのには非常に役立つかもしれない。

従来はGoogleで検索し、知りたい言葉をピンポイントで見つけて、ブログなどのサイトにたどり着く方法が一般的だった。しかし、ChatGPTは、調べたい言葉を入力するだけで、ネット上にある情報を簡潔にまとめて文章化してくれる。すべてが正しいとは限らないが、ある程度頭の中がすっきり整理される感じがする。

不得意な分野があれば、自分なりの表現で「何をしたいのか」をまとめてからChatGPTに依頼することで、うまく道筋を示してくれる。出力された内容を少し修正すれば、質の高い文章が完成することもある。

例えば、薬物乱用防止教室の流れをChatGPTに入力すれば、45分程度のプログラムの流れをうまく整理してくれる。何もアイデアが浮かばないときは、それを参考にして進めるのも良いだろう。すでに自分で作った案がある場合でも、それをChatGPTに入れると、自分の案を効果的に修正したバージョンが出てくる。

うまくできているツールであると感じる。日々、患者さんとの会話内容を音声入力とChatGPTを組み合わせてまとめれば、誤字のない整理された文章が作れるのではないか。基本は自分で音声入力し、その内容をChatGPTで修正するのが良いかもしれない。

薬歴は、医師でいうカルテに相当するものである。薬歴管理ソフトによっては、患者さんとのやり取りが指導文のコピペ状態で済まされることが多いと聞く。その場合、読み直しても個々の患者さんに特化した内容にはなっていない。ChatGPTをうまく活用すれば、患者さんそれぞれに合わせた、内容のある薬歴を作成できるのではないかと感じる。現時点でそうしたツールは目の前に存在しないが、自分のPCで試みることは可能かもしれない。