薬チェッカー

調剤薬局の日常業務

GS1チェッカーというものが昨日薬局に入った。どうなんだろうかこの機器、単なるiPodである。iPodだけではそんなに高価ではないと思うがソフト代がメインの金額だと思われる。そのiPodで取得したチェックしたデータはすべてハードディスクに保存されるようになっているようで、その容量は今は把握していない。

レセコンの入力間違いさえなければお薬の渡し間違いは100%なくなるだろう。

取り揃えた薬をそのiPodでチェックした後、そのお薬の写メを取るようになっている。iPodの写し方が上手になれば後日見ても数は確認ができそうである。

今の最新型の数の監査方法は、重量になっている。これはそこまでできない。

患者さんから入っていなかったという電話はどんな薬局でもゼロではない。入れてましたよと言っても間違って服用して数が合わないことなどの場合はある。

お薬を渡した後に、あれ大丈夫だったかなと思うことは過去に無かったわけではない。散剤の監査システムが使われ、後でホッとしたことは少なからずある。

錠剤も湿布もすべてチェックできるのでこれは導入するしかない。一包化されたものなどはできないわけではないが昨日の時点ではチェックできていない。錠剤のチェックが100% になる時期は近い。

盲点は今後も残る。薬を棚に返す時に間違った棚に戻していないかである。

それ以外に今言えるのはジェネリックの薬のメーカーを統一して払い出しできない。お薬がない状況が多いので、コロコロと変更していかなくてはいけない。どうしてもメーカー名の間違えをおこす可能性は高くなっている。

今後感じるのは一つ一つチェックをしているが、10品目あっても写メで一瞬にチェック完了できるカメラ認識機能はすでに出来上がっているのかと思われる。そうなればもっと早くなる。

今後、楽しみでもあるがすでに監査機器なくてはやってられない時代の中にいる。