連休初日、徳之島から鹿児島へ向かった。
台風が奄美群島に向かってこなかったので助かった。天気も良く、まるで夏が戻ってきたかのような暑さであった。
徳之島空港からの飛行機はほぼ満席。乗客の多くは、仕事で徳之島に来ている人たちのように見えた。連休を利用して鹿児島の自宅に帰るのだろうか。
久しぶりに鹿児島市内に戻ると、自宅周辺の変化がやけに目につく。
「ここに、こんな飲食店があっただろうか」
この10年ほどで、街の様子も随分と変わったように感じる。
一方で、2000年頃にはすでにあった店や会社が、今もなお営業を続けていることには驚かされる。
そんな中、あるパン屋のことを思い出した。
私の記憶では、1997年に鹿児島に来た頃、その場所は米屋であった。記憶違いであれば申し訳ないが、息子さんの世代になってパン屋へと姿を変えたのではないかと思っている。
今では多くのお客さんが訪れる繁盛店である。
米屋からパン屋へ。商売の形を変えながら、同じ街で営業を続けていることは本当にすごい。
私自身も薬局を経営しているので、つい自分の仕事と重ねて考えてしまう。
今の薬局の形が、この先10年、20年とそのまま続くとは限らない。
長く商売を続けるためには、時代に合わせて自分たちも変わっていく必要があるのだろう。
久しぶりに戻った鹿児島の街で、そんなことを感じた連休初日であった。


