徳之島での仕事を金曜日の夕方、少し早めに終わらせてもらい、夕方の便で鹿児島へ向かった。
お盆の2日間、薬局を訪れる患者さんは思っていたより少なかった。島外から徳之島へ里帰りする人も多く、それぞれ迎える準備や家族との時間で忙しかったのではないかと感じる。
今日帰る際に、社員の方からドラゴンフルーツを4個いただいた。
なかなか立派なもので、贈答品にしてもよさそうなドラゴンフルーツである。中の果肉は赤いそうだ。まだ食べてはいないが、切った瞬間の鮮やかな赤色を見るのも楽しみである。
ドラゴンフルーツは、スイカやメロン、マンゴーのように「甘い!」と主張してくる果物ではない。
どちらかというと、さっぱりとした控えめな甘さであり、暑い時期には意外と食べやすい。派手な見た目とは裏腹に、味はなかなか上品なのである。
ただし、赤い果肉のドラゴンフルーツには、ちょっとした驚きもある。
食べる量によっては、便や尿がピンク色や赤色になることがあるという。初めて見ると「これは大丈夫なのか」と驚いてしまいそうである。
これは果実に含まれる天然色素「ベタシアニン」によるもので、通常は時間が経てば元に戻るという。
見た目で驚かせ、切って楽しませ、食べてさっぱり。そして食べた後にもう一度驚かせてくれる。
なかなかサービス精神旺盛な果物である。
毎年この時期になると徳之島で楽しませてくれるドラゴンフルーツ。今年もまた、この南国らしい果物の季節がやってきたのである。


