青い海に囲まれた島での学校薬剤師の半日

徳之島days

本日の朝、学校薬剤師として島内の小学校3校を訪問した。飲用水、プール水、濾過装置からの水をそれぞれ採取した。

訪問時はいつも雨に見舞われることが多いが、特に本日は激しい降雨で、足元は水たまりに覆われていた。ただ、濡れることを前提に装備を整えていたため、作業に支障はなかった。とはいえ、プール水の採取時には全身ずぶ濡れとなり、さすがに厳しいものがあった。

採取後は一度帰宅し、シャワーを浴びてから薬局の業務に就いた。採取した水は午前中のうちに準備し、夕方の船便で鹿児島市内の検査機関に送付する。なお、水の採取および搬送は月曜から水曜の間に限られており、それ以外の曜日には検査センターが受付を行っていない。

やるべきことは、やれるときに確実に実行しておかなければならない。特に台風等による船便の欠航は、業務の大きな妨げとなるため注意が必要である。

今年は昨年に比べ、作業の進行が順調である。このまま滞りなく学校薬剤師としての職務を遂行していきたいと考えている。

なお、添付予定の航空写真には、青く澄んだ海と緑豊かな島の風景が広がっている。空から見下ろす島の姿は、自然の力強さと静けさが共存する、独特の美しさを湛えており、この地での活動の意義をあらためて実感させてくれるものである。