徳之島では、毎年8月に町主催のフォトコンテストが開催される。入賞すれば賞金をいただけるだけでなく、来年の町のカレンダーにその写真が採用されるという特典がある。
写真とともに名前も掲載されるため、自分の名前を広く知ってもらう機会にもなり、ちょっとした自己PRにもつながる。そうした意味でも、このコンテストには魅力がある。
これまでに3回ほど応募したことがあるが、写真を実際にプリントアウトして紙で提出しなければならず、なかなか手間がかかる。カメラのモニターでは良いと思った写真も、いざ印刷してみると「これはだめだ」と感じることも多い。
他の応募者の写真を見ると、「これはいい」と感じるものが多く、学びも多い。
フォトコンテストで入賞する写真には、いくつかの共通点があると感じている。それは、「島の良さ」が表現されていることだ。具体的には、人、動物、自然、そして島の食べ物。このうちのいくつか、例えば3つ程度が上手く写真に盛り込まれていると、魅力がぐっと高まる。
すべてを入れる必要はないが、テーマに沿ってそれらを自然に構成し、見る人に伝わる一枚を撮ることが大切である。
締め切りは9月初旬。今年も、じっくりと考えながら撮影を行い、自分なりの「徳之島らしさ」を表現した写真を提出したいと考えている。


