薬局の医薬品の購入において、今までは自ら薬局が卸さんから購入するのが普通であったが、新たに共同で購入するシステムが存在し始めた。そして小さい薬局は安く購入でき、それを選択することがある。
購入金額が多ければ購入側にも言う力がある。そうでない小さい薬局であれば何も言えない。言われた価格で購入することになる。
共同購入の場合、通常はどこの大手の卸さんから購入しても同じ価格であった。だが今年は違って卸さんによって購入金額に変化があることが昨日わかった。卸さんによっては高い価格帯が存在する。
世の中が変わりつつある。それなりに差があり、丁寧にその作業をすれば薬価差を少しでも利益にすることができる可能性がある。
共同購入の場合には、基本毎月購入金額に対して手数料を何%か支払う必要がある。それを払っても安い価格で納入でき、ちょっとでも旨みがあるような計算がそこにある。上手く計算されている。
今後面倒なことが起きる可能性が出てきた。共同購入を選択した際に、保険調剤報酬に何らかの影響が出る可能性がある。
場合によってはすぐに契約解除しなくてはいけない場合もでてきた。そう思って先を計算しておく必要はあるかもしれない。
だが、契約していた薬局がすべて解除となったら大手の共同購入を仕切っている会社も黙ってはおられない。次回の調剤報酬改定はどうなっていくのだろうか。