昨日の島の昼のお天気は実に荒々しかった。晴れていたと思えば、突然ドシャ降り。おまけにドンドンと地鳴りを響かせながら雷が鳴る。明らかに雷様が私の真上に陣取っているようである。
傘をさして薬局と医療機関の間を歩いたが、正直なところ結構怖かった。まるで「次はお前だ」と言わんばかりに頭上へ雷が落ちてきそうである。
ただ、そのあとの空気はやけに涼しく、まるで誰かが一気にクーラーを入れたかのようであった。秋の気配が一瞬にして漂う。
天気予報などほとんど意識していなかったが、どうやら台風が近づいているらしい。明日未明には奄美群島に接近し、そのまま九州へと北上していくようである。
明日はフェリーが欠航とのこと。これは完全に予想外である。ただ幸運なことに、徳之島には直撃はしないらしい。離島には近づかないが、九州や本州には大接近しそうである。
最近、徳之島は不思議と台風に避けられている。だが、あまり油断していると「ほら来たぞ」と言わんばかりにやってくるかもしれない。
それでも、今年の徳之島はまるで台風の神様に愛されている楽園のようである。


