小さな集落サロン

徳之島days

今日は木曜日。朝から、集落のサロンへ薬の勉強会で訪問した。

大きな集落ではないため、7人であった。以前、ある役場の高齢者担当の方と話している時に、この集落を紹介していただいたことがきっかけである。

内容は、いたって普通の薬の話である。お薬手帳、お薬カレンダー、薬が残った時の対応など、薬剤師であれば誰でも話せる基本的な内容である。

目新しいことは一切ない。

ただ、大切にしていることがある。それは、一方的に話さないことである。参加者の皆さんと会話をしながら、日常の中で困っていることを聞き出し、その困りごとに薬剤師として答えていく。ただそれだけなのかもしれない。

そして、もう一つ大切にしていることは、「楽しく」である。

薬の勉強会というと、どうしても堅苦しくなりがちである。しかし、笑いがあり、会話があり、「それなら自分にも関係がある」と気づいてもらえる時間になれば、それで十分意味があるのではないかと感じている。

今日は45分ほど話をした。涼しかったので、話す側としても助かった。

最後に、お薬カレンダーについて説明した。すると、結果的に2人の方が購入してくださった。

勉強会が終わり、薬局に帰る準備をして公民館の入り口を通り過ぎようとした時である。何名かの方が、わざわざ見送りに来てくださった。

さらに、担当者の方から「とても良かったです」と声をかけていただいた。

高齢者の方の中には、ひとりで過ごす時間が長い方もいる。薬の話をしに行ったつもりであっても、私との会話が、少しでも話し相手になる時間になっていれば嬉しい。