機器

調剤薬局の日常業務

年末はまだまだかもしれない。お正月の薬を取りに来る方は多い。水曜日バタバタとしていたらすぐに昼になってしまった。13時からは医療機器のメーカー湯山さんに医薬品の監査機器のデモを行っていただく予定が入っていた。大阪の本社の人に、しかもzoomで。世の中変わったなと思った。

その機器は、処方箋の薬を取り揃える時に間違っていないかを機器にもやってもらおうというもの。

機器が確認するタイミングで2パターンある。実際導入しているわけではないので間違った言い方をするかもしれないが、取り揃えた最後にすべての薬品を確認するのが1番良いように思えた。薬局の社員もその方が良いように意見を言ってくれた。

価格は今導入したいと思っている方が安価である。一度頭を冷やして考えたい。今後、調剤の流れをきちんと考えなくておかなくてはいけない。電子処方箋、リフィル処方箋、オンライン服薬指導といった新しい流れが入ってくる。将来のことも考えて決断したい。

以前は散剤の秤量したものを機器で監査をしていなかったが、今ではするのが普通になった。しかも自動で秤量。

言えることは監査だけでなく、薬を取り揃えも含め人がする行為は今後限りなくなくなり、すべて機器がしてくれるかもしれない。

薬局の調剤室で汗かくことはなくなる。自動でレセコンに入った処方箋の情報をもとに機器が自動で取り揃え、散剤であれば自動で秤量し分包される。水剤は水薬瓶に入れられて、軟膏も軟膏缶に入れられて混合し出てくる。

人が作る行為はほぼなくなってくるような。ただ、患者さんの顔を私が見て服薬指導をしたい。