ミニ講話から本格講話へ――睡眠を語る責任

徳之島days

新しいことが始まると、少し大変である。

さまざまなお薬の処方箋を応需する際、慣れていないと1枚1枚に神経を使うため、大変である。だが、少し目が慣れ、何度か繰り返すうちに気分が楽になり、次第に落ち着いてくる。

慣れるまで大変なことは多い。

小中学校には「保健委員会」という会議がある。薬剤師として講話を依頼されることがあり、通常は5分程度の短い話で「ミニ講話」というイメージである。しかし、今回は実際に25分間の講話を依頼された。

医師・歯科医師・薬剤師の三者で話す予定であったが、医師は不在であり、歯科医師も参加できるかどうか不明である。そのため、私一人に三人分の話を求められた。

今回のテーマは「睡眠」についてである。

このテーマで話すことには慣れておらず、正直きつい。だが、断るわけにはいかない。話さなくてはならないのである。

断ることはしたくない。むしろ、勉強の機会ととらえ、精一杯努めたいと思う。