マイナンバーカードの利用

徳之島days

マリン薬局におけるマイナンバーカードの利用率はどうなっているのだろうか。今まさにどの程度利用されているのか、リアルタイムで数値を把握できれば良いとも思うが、実際の数値が分かるのは数ヶ月後である。しかも、自分たちで計算するのではなく、「結果はこうでした」とメールで通知される仕組みだ。

しかし、それがかえって良いのかもしれない。手間がかからず、楽でもある。

これは血糖値のHbA1cのようなものかもしれない。日頃から気をつけていれば、意識せずとも数値は少しずつ改善されていく。急激に良くなることはないが、継続することが重要だ。

現在もマイナンバーカードを作る人はいるが、薬局での利用を頑なに拒否する人が、ほんのわずかだが存在する。患者本人が拒否するケースがあるのだ。薬局側から「拒否しますか」と問いかけているわけではないが、忘れた人の中には「薬局では使いたくないと」と決めている人も少なからずいる。

その理由を聞きたいが、何も答えてくれない。少なくとも、危険なサイトで利用するわけではないのだから、そこまで警戒する必要はないように思う。

マイナンバーカードは、保険証番号や併用薬の情報が保管されている”部屋のドア”を開けるためのカードキーに過ぎない。それならば、もっと積極的に活用してもらえないだろうかと感じる。

私個人としては、このカードを利用することで、患者本人・薬局・国のすべてにおいて時間を短縮できるため、有用なものだと考えている。

時間は、お金に匹敵する貴重なものだ。