新燃岳の噴火、自然の猛威に翻弄される鹿児島の交通事情

徳之島days

今日、島のバスの運転手さんからLINEが届いた。内容は、鹿児島空港の離発着の状況についてである。この時間帯の便はすべて欠航となっていた。

19時以降に再度空港の離発着状況を確認した。正確に数えたわけではないが、全体の約3分の2が欠航しているようであった。

これは新燃岳の噴火による降灰の影響である。ニュースによれば、灰がまるで雪のように積もり、車が走ると前方の視界が遮られるほどである。自然現象によって、ここまで飛行機の離発着に影響が出たのは久しぶりである。

鹿児島県においては、トカラ列島の地震、そして新燃岳の噴火と、いずれも収束の兆しは見えない。もしも新燃岳がこのまま噴火を続けるのであれば、飛行機の欠航は今後も続く可能性がある。

ちなみに、明日の鹿児島発徳之島行きの便はすべて満席である。

さらに、来週には台風の発生も予測されており、噴火以外の要因による影響も懸念される。やむを得ないとはいえ、なかなか厳しい状況である。