徳之島のビーチと呼ばれる場所は、大きな道沿いにある場合もあれば、そうでない場所もある。
道と海岸の間に木々が生い茂っており、そこを通り抜けて初めて海にたどり着くような場所も存在する。
意外にも、行ったことのない場所は多い。薬局からほど近い場所に「シンデ浜」という海岸があるが、これまでは車で通過するばかりで、実際に海を見たことはなかった。
この浜はウミガメの産卵地となっており、闘牛の散歩は禁止されている。
泳ぐ人も少ないのか、辺りは静寂に包まれていることが多い。海までの通路には草木が生い茂っており、ハブが出るのではと少々不安になる。だが、その道を抜けると、美しい海が広がっている。
「こんな海岸があったのか」と驚かされる。海を眺めながら散歩するだけでも楽しく、足を鍛えるにはちょうどよい砂地でもある。これからは時々訪れたいと思った。