油との距離

徳之島days

料理でオイルといえば、サラダオイルである。私はこれまで調理用のオイルを買ったことがなかった。買ったとしても、最後まで使い切ることはなく、すぐに賞味期限が過ぎてしまう。

しかし、2024年後半はずっと自炊していたため、オイルを2回ほど購入し、最後まで使い切った。

どの油を使えばよいのかわからなかったので、スーパーで見知らぬ女性が購入していたものと同じものを買ったのを覚えている。それはこめ油であった。結局、2回それを購入し、それ以外にオリーブオイルも何回か買った。

オイルにはさまざまな種類があるが、正直なところ、どんな調理に何を使えばいいのかよくわからない。パスタにはオリーブオイルを使うくらいしか知らなかったが、最近になって焼きそばを作る際に胡麻油を使うようになった。少しずつではあるが、油との距離が縮まっている気がする。

今年一年は、ビギナーから初級者に格上げしたい。もちろん、それを判断するのは自分自身である。料理の腕前もそうだが、油の選び方ひとつで食卓の風景が変わるのなら、もう少しこだわってみるのも悪くない。そう思ったのか、昨年のふるさと納税ではオリーブオイルを注文していた。岡山県瀬戸内市から届いた、少し特別な一品である。

少なくとも半年ほどは持ちそうだ。このオイルが、私の料理にどんな色を添えてくれるのか。じっくり味わってみよう。 使い勝手が良ければ、また依頼したい。