薬局に処方箋によるお薬を買いに行く時、今までは患者さんと薬局が対面でのやり取りによるものが普通であった。
今は、患者さんがスマフォやパソコンを使いオンラインでのやり取りによることでお薬を受け取ることが普通になってしまった。
オンラインによる診察やオンラインによる服薬指導は、薬局のスタッフ間などのような知り合いでも良いので、処方箋の受付からお薬のお渡しまで一連の流れを実際にやっておかないといけない。患者さんの自宅に薬局のスタッフがいるのではないので、実際に始まると間違いなくトラブルが起きる。患者さんの家にスタッフがいるわけにはいかない。
患者さんも薬局のスタッフもオンラインの初心者であると上手くいかないことがあるかもしれない。
ご高齢の患者さんはまず無理だ。マイナンバーカードの読み取り機器の同意のボタンを押すことすらよくわからないとか面倒くさいと言われる人がいる。
そんな患者さんにオンラインでの服薬指導なんて間違いなくできない。ただ、若い人と同じスマフォを使っている人なら大丈夫と感じる。
マリン薬局では、アプリやLINEを使った場合のオンライン服薬指導を採用しているが、進んでいない。もう私自身でお尻を叩かれないといけない状況になってきた。
鹿児島市内のある医療機関のホームページを見ていたら結構オンラインによる診察が進んでいるように思える。
私も、もうやらないといけないという切羽詰まった状況が自分を動かすきっかけになるかもしれない。オンライン診察をしている医療機関のホームページを見てそのような気持ちになった。
焦る気持ちになったが、夕方沈む太陽に照らされた東側の雲が綺麗でそれを見たら少しホッとした。ただ、今月からは実行していきたい。