大手

調剤薬局の日常業務

この週末、東京に来ている。羽田空港付近のコンテナを眺めているとすぐに薬にことを考えてしまう。

この1週間日経新聞のニュースを見ていると、医薬品のオンライン服薬指導に伴う薬の配送やリフィル処方箋について書かれていることがあった。知らないうちに変化がある。

薬局内では私だけかもしれないが、マイナンバーカードの利用率がとても熱い。

ドラッグストアや大手の調剤薬局では、オンラインによる処方箋の受付から服薬指導そして薬の配送の一連の流れが完璧に作られようとしている。

配送については業種の垣根を超えた異業種との連携が始まっている。

まだその途中段階ではあると思いたいがその流れができあがってしまうと、ガラッと世の中が変わる。

ただDXへの動きがあるものの、処方箋を出す医療機関のDXの動きが遅いように感じる。それが一気に広がらない要因にもなっており、それによって中小の薬局は助けられている面はあるかもしれない。

大手にはできない取り組みを探して動いていたいが、何ができるのかである。

今週、私が自分の薬局にオンライン服薬指導の依頼をし、私が薬剤師役になってオンライン服薬指導を行った。

薬局はPC、患者側はスマフォで行った。はっきり言って服薬指導時は顔だけしか見えない。テレビ電話で喋っているだけのようなもので大したことはできない。

来週、メドレーのpharmsのオンライン服薬指導を使い、薬剤師の顔やお薬の映像はwebカメラを2個ほど使って上手にスイッチしながら見せるように試みたい。1番やっかいなのが音声である。簡単にはいかない。

意外にほったらかしになりがちなのが手順書である。少しずつ動くしかない。