土曜日は半日だけ処方箋を応需した。12月ということもあり、患者数がいつもより多かった。風邪の患者も少なくない。金曜日から土曜日にかけては、薬の種類や日数が多い患者が集中したため、バタバタとした雰囲気であった。
そのような状況の中でも、マイナンバーカードを利用した受付は実施しなければならない。最近、受付時の働きかけの成果もあり、利用率が徐々に増加している。
夏頃にマイナンバーカードの作成を依頼した患者さんが、最近になって「カードを作った」と伝えてくれることがある。非常に助かると感じている。
11月までの数ヶ月間、マイナンバーカードの利用率は40%前後で推移していた。ところが、12月に入り、直近1週間では来局者の約45%がマイナンバーカードを持参し、資格確認が可能となっている。この調子が続けば、1ヶ月間でさらに利用率が上がることが期待できる。
もう少し増加すれば、利用率50%に到達する可能性が見えてきた。
鹿児島市内では、生活保護を受けている患者さんのマイナンバーカードによる資格確認がすでに可能となっている。一方で、鹿児島県には離島が多く存在するが、その地域では生活保護患者の情報登録業務が追いついておらず、11月時点ではマイナンバーカードを持参しても資格確認ができない状況であった。
県の担当部署に電話で確認したところ、11月に徳之島の患者情報登録を進めているとのことであった。12月に入り、その登録患者の資格確認が可能になったかどうか注視していたが、昨日6日に初めて1名の資格確認ができた。これは初めてのことである。生活保護を受けている人の中には、マイナンバーカードを所持している人が少なくない。
この人たちの登録が進めば、利用率50%達成も夢ではない。