薬局とケアマネジャーをつなぐ見学会

徳之島days

徳之島にて、薬局主催の勉強会を行った。

目的は、島でケアマネジャーとして仕事をしている方々に薬局へ来ていただき、薬局で薬の調剤がどのような流れで行われているのかを実際に見てもらうことである。あわせて、薬局とケアマネジャーとの間で、日頃の業務に必要な情報共有を行うことも目的であった。

薬局では、さまざまな処方箋を受け付ける。散剤や粉薬を混合することもあれば、何種類もの薬を服用時点ごとに分けて一包化することもある。さらに、処方箋通りに薬が作られているかを確認し、患者さんが服薬する際に間違いが起こらないよう、薬袋や分包方法などにも細かな工夫を行っている。

今回の勉強会では、そうした薬局内での調剤の流れや確認作業、そして服薬ミスを防ぐための工夫を、実際に見てもらうことができた。

また、薬剤師が患者さんの自宅へ居宅訪問を行う際には、ケアマネジャーとの情報共有が欠かせない。患者さんが介護認定を受けているのか、どのような支援を受けているのか、生活の中で薬の管理にどのような困りごとがあるのか。そうした情報を、それぞれの立場で知っておくことが大切である。

基本的なことではあるが、顔の見える関係ができていれば、情報共有はよりスムーズになる。電話や書類だけでは伝わりにくいことも、実際に会って話すことで理解しやすくなるのではないかと考えた。

薬局が居宅療養管理指導などの請求業務を行う際にも、ケアマネジャーへどのような書類を提出し、どのような内容を報告する必要があるのかを、互いに理解しておくことは重要である。わかっているようで、意外にわかっていないこともある。実際に今回の会の中でも、確認して初めて気づく点があった。

今回、この勉強会を行って良かったと実感している。

薬局とケアマネジャーは、どちらも患者さんや利用者さんの生活を支える立場にある。だからこそ、日頃から顔を合わせ、気軽に相談できる関係を作っておくことが大切である。
これからも、無理のない形でこのような会を定期的に開催し、薬局と介護の現場がより円滑に連携できるよう取り組んでいきたい。