デイゴの花と患者さんを見る目

徳之島days

今日は雨であった。

そんな中ではあったが、ゴールデンウィーク明けであったためか、多くの患者さんが来てくれた。

いつもより多くの患者さんが来てくれることは、やはり嬉しいものである。休み明けであり、さらに雨が降っているような日は、患者さんが来局される傾向があるように感じる。

今日の午前中は晴れていたが、午後から雨が降り出した。

写真は、朝まだ晴れていた時に撮影したものである。中央に赤い花が見える。それはデイゴの花である。

島の町役場や道沿いなど、所々で見かける花である。植物学的な詳しいことはわからないが、赤い花の色がとても鮮やかで美しい。
鹿児島市内ではあまり見かけない花であり、沖縄や離島ではよく目にする花である。

ただ、このデイゴの花は、意識して見ていないと、いつの間にか咲き、いつの間にか散っている。そこに咲いていても、見ようとしなければ見過ごしてしまう花である。
患者さんも同じである。

一人ひとりを自分の目でしっかり見て、意識して向き合っていなければ、患者さんが困っていることや、本当はアドバイスした方がよいことは、なかなか浮かび上がってこない。
薬局の仕事は、流れ作業ではない。

一人ひとりの患者さんの表情、言葉、薬の飲み方、生活の背景に目を向けることで、初めて見えてくるものがある。

デイゴの花を見逃さないように、患者さんの小さな変化も見逃さない薬剤師でありたい。

日々の仕事の中で、細かいところに意識を向けながら、一人ひとりに丁寧に向き合っていきたいものである。