安全運転管理者の研修会

徳之島days

この間、台風の接近する水曜日に安全運転管理者等の研修会に参加してきた。

会社内にある程度の車の数を所有している場合等には、安全運転管理者や安全運転副管理者を設置並びに警察に届けておかなくてはいけない。そして管理者等は毎年実施される研修会に必ず参加しておかなくてはいけない。研修完了の証明書を発行してくれる。管理者の設置に確か18,000円の年間費を支払う。そして講習会は4,500円である。

世間では、運送会社、バス会社、郵便局、宅配便業者、タクシー会社などがその対象となる場合が多い。

社有車の運転事故件数を減らしていきましょうという内容の研修である。個人免許証の更新時の講習によく似ている。それに追加して中型、大型車両の運転時の注意する点等が追加される。

研修は、平日の朝から夕方までの時間で会場に行く参加型になっている。

この研修に参加していないと参加してくださいの電話がかかってくる。会社が存在する地域での会に参加できない場合には、鹿児島市内で年末に予備の研修会に出るよう促される。無視したりするようなことはどこもなく、皆さん真面目に出席している。

私の勝手なイメージだが、薬剤師にも高度管理医療機器の研修会が年に1回12月にあるが、それよりも気合いの入った研修会のように感じる。

社有車の安全運転が目的ではあるが、参加している本人個人の安全運転にも繋がっている。

研修会で特に感じることは、今でも世間では酒気帯び運転が存在していることがわかる。

薬局で運転業務する社員が朝イチで飲酒のアルコール検知検査をしなくてはいけない。そして、検査結果用紙に記載して1年間保存している。

こんな研修会に参加した後はあまり運転はしたくはない。しかも運転速度や一時停止などの基本的な交通規則には注意を払って運転するようになる。

会社内のためでもあるが、参加している人の運転にも良い影響がある研修会だと思われる。100人以上の参加者がいる。この2万人ぐらいしかいない島でその1%ぐらいの人が毎年研修を受ける。

毎年の事故件数が限りなくゼロに繋がれば良い。