現在、鹿児島の薬局内は少し落ち着いている状況である。なんとなくそんな雰囲気が感じられ、ほっとする。
新しい年が始まり、すでに1/4が過ぎようとしている。やるべきことは決まっているが、それを一丸となって継続していかなければならない。
これまで皆に伝えてきたのは、「小さなことで良いので、一人ひとりがやるべきことを確実に実行すること」であった。
例えば、服薬情報提供書を月に1枚でも良いので作成してほしいと。ただ単に「書いてほしい」と言うのではなく、「どのような場面で服薬後のフォローを行い、その内容を簡単でも良いので提供書にまとめ、医師に伝えるのが良いか」を具体的に説明してきた。
書きやすいパターンは必ずあるはずであり、医師も患者の状況を把握できれば、安心感を得られるはずである。
こうしたちょっとしたヒントを共有することで、自然と提供書の作成が進むはずである。最初から完璧な内容を書く必要はない。些細なことでも良いので、情報を積み重ねていけば良いと感じる。
いくつかのパターンを作成し、実践した後に見直すことで、1年後には確かな成果が生まれるはずである。