変化の兆しと小さな一歩の積み重ね

鹿児島

薬局の仕事について、昨年の4月頃を振り返ってみると、調剤報酬の改定はあったが、意外とのんびりとしたムードではなかったのではないか。そう感じている。

昨年度の前半は、積極的に動くつもりであったが、実際には目立った動きは見られなかった。むしろ、もがいていた時期だったのかもしれない。

後半に入っても、実績に大きな変化は見られなかったが、少しずつ動きが出始めた。特に第4四半期には、一定の変化を感じ取ることができた。

昨年は、訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所、周辺の医療機関などを訪問し、時間をかけて関係構築に努めた。中には棚ぼたのように仕事を得たこともあったが、必ずしも成果に結びつかない場合も多くあった。

数日前に受けた研修をきっかけに、小さなことから実行に移していきたいと考えている。その一環として、鹿児島の薬局に対して具体的な指示を出した。すべてが実行に移されたわけではないが、その指示に対する報告が昨日のうちに届いたことは前向きな材料である。

すぐに大きな成果を出すことは難しいが、小さなことからでも一歩ずつ取り組みを進めたい。そうすることで、皆が知恵を出し合い、これまで悩んでいた問題が意外とあっさり解決する可能性もある。

まずは自らが動き、それによって周囲を巻き込み、最終的には会社全体を動かしていきたい。