徳之島町のある中学校では、職場体験授業を実施している。島内の企業がこれに協力しており、生徒が将来就きたい職業に応じて、体験先の企業が決まる仕組みである。
マリン薬局に来たいという生徒がいると事前に学校側から連絡があり、「はい、大丈夫です」と受け入れを了承していた。しかし、その後、学校から「マリン薬局にはいなかった」との報告があった。
さらに、再度学校から電話があり、「やはりお願いしたい」との依頼があった。島内にある大きな病院には7名ほどの希望があったが、2名しか受け入れが難しいとのことで、マリン薬局に振り分けられることになった。
そして本日、その2名が来局した。1人は看護師、1人は薬剤師を志望しており、どちらも将来は病院勤務を希望しているという。
水曜日の午前中には、薬局内で職場体験を実施した。しかし、薬局内だけでは刺激が少ないため、病院勤務を希望していることも考慮し、病院や診療所などを訪問することにした。
訪問先は、ある町の包括支援センター、介護福祉課、健康増進課、ある診療所の訪問看護ステーション、患者宅前、ある病院の薬局、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所である。これらの訪問には約3時間を要した。
もともと医療機関への関心が高かったため、今回の体験にはそれなりに満足してくれたのではないだろうか。