港近くの患者さん宅へ、水曜日の夕方にお薬を届けるため訪問した。処方内容は2週間前とほぼ同じであった。一部残薬があったため調整は行われたものの、大きな変更はなく、いつもどおり服薬を継続できている様子であった。
患者さん宅を後にし、薬局へ戻る途中、あまりの暑さに少しだけ海を見たくなり立ち寄った。
向かったのは花徳集落から望む海である。ここは海水浴場ではない。海岸の地形が海水浴には適していないためである。
しかし、私はこの場所がとても好きだ。白い砂浜が美しく、砂浜がずっと先まで続いている景色は、徳之島ではあまり見られない。波を眺めているだけで、不思議と気持ちがすっきりしてくる。
10分ほど砂浜を歩き、波の音を聞きながら海を眺めた。真夏の暑さではあったが、心地よい風が吹き、汗もほとんど感じなかった。
やるべきことはまだ多いが、6月から続いていた慌ただしい日々は、7月の終わり頃になってようやく一段落したように思う。
この2か月間を振り返ると、学校薬剤師として約20校分の飲料水・プール水の採取、薬物乱用防止教室4回、地域サロンでの勉強会15回、健康教室1回、そして緊急避妊薬に関する講演会1回を行った。忙しい毎日ではあったが、それだけ地域のために活動できたことは、大きな意味があったのではないかと感じている。
8月からは、また新しい取り組みに挑戦したい。穏やかな海を眺めながら、12月まで一歩ずつ前へ進んでいこうと思う。



