島じかんの楽しみ方〜徳之島の売店で味わうひととき〜

徳之島days

昨日、徳之島空港から沖永良部島まで飛行機で移動した。

徳之島空港の搭乗口には、どこの空港にもあるような売店がある。そこで私はカフェオレを注文した。この徳之島での生活も長くなり、売店の店員とも時折世間話を交わすことがある。

そのカフェオレには、島で作られた黒糖が砂糖代わりに使われており、小さな塊をひとつ入れてくれた。黒糖は塩などと同じく、手作りのものにはミネラルが豊富に含まれており、体に良い。ただし、摂りすぎは禁物である。一口飲むと、ほんのりとした優しい甘さが何とも言えない。

売店には、ほかにも島の食べ物がいくつか置いてある。そのひとつが「卵巻き」と呼ばれるもので、おにぎりを薄焼き卵で巻いた島の定番料理である。その日はスパムが入ったものが並んでいた。

初めてこの島に来たときは「え?」と驚いたが、何度も食べるうちに自然と手が伸びるようになった。今ではすっかり馴染みの味となり、まるで島の一員になったような気持ちになる。このおにぎりは、地元ではお酒の締めとしても親しまれており、美味しい一品である。

皆さんも、ぜひ徳之島までこの味を楽しみに訪れてみてはいかがだろうか。