経営の厳しさとささやかな楽しみ

日本のすばらしい食べ物

今朝のニュースの一面には、トランプ大統領の関税措置が取り上げられていた。地球上の誰かの発言が、凄まじい影響を与えることはよくある。

それによって株価も下がってしまう。大手企業は、こうした外的要因の影響を強く受ける。恐ろしいものだ。

一方で、中小企業はすぐに大きな影響を受けるわけではないが、じわじわとジャブのように効いてくる。

調剤薬局は、調剤報酬や薬価改定の影響を直接受ける。これはどうすることもできない。

来年4月には改定が控えている。最悪の影響をまともに受けないよう、今から対策を考えておきたいものだ。

薬局経営において、もう一つの大きな課題が人件費である。給料は全業種で上昇傾向にある。「どの薬局も厳しいから」と賃上げを見送れば、働く人がいなくなってしまう。そんな恐ろしいことが現実に起こり得るのだから、無理にでも賃上げしていかなくてはならない。

大手は純利益があるため、そこから補填できるが、中小は利益の余裕がない中で賃上げを行うため、非常に厳しい。

調剤薬局業界は、この先どうなっていくのだろうか。

そんな厳しい状況の中、個人的にふるさと納税をした。届いた返礼品は、鹿児島県大崎市のうなぎ。厳しい環境ではあるが、美味しいうなぎを食べると、思わず微笑んでしまった。結局、一日で丸ごと食べてしまった。

ご馳走様でした。