大阪に帰省した際、親からマイナンバーカードについて質問され、薬局でカードを使った資格確認について話した。概ね理解してもらえたと思う。
マリン薬局では、最近は患者さんにマイナンバーカードの持参を強くお願いすることは少なくなっているかもしれません。ただし、全員に確認は行っており、利用率はおおよそ35〜40%程度だと感じる。その中にはカード自体をまだ作っていない方もいた。最近新しくカードを作成された方もいらっしゃるので、もう一度丁寧に説明する時期が来たのではないかと感じる。引き続き努力をしたい。
親と話していて気になったのは、医療機関や薬局で一度もマイナンバーカードの提示を求められたことがないという点であった。言われたことがないので、提示する機会もなかったとのことである。なぜこのような差が生まれるのか、私にはよくわかりません。
例えば、マイナンバーカードを持参していたのに、薬局や医療機関がその利用を促さなかった場合、その結果資格確認を行わずに受付してしまうこともあるかもしれない。その場合、たまたま服用中の薬と新しく処方された薬が禁忌であった場合、どのような責任が生じるのかよくわからない。
逆に、薬局がマイナンバーカードの利用を依頼しても、患者さんがカードの作成や利用を拒否し、その結果禁忌の薬を処方された場合、どうなるのでしょうか。ある程度の利用率に達した際、今までとは違う責任問題が生じる可能性もあると思う。恐ろしい事態が起こらないよう、しっかりと説明し、丁寧に依頼を続けることが重要だと感じるがどうなっていくのだろうか。