3分以外の時間

徳之島days

薬局で仕事をするようになってから、土曜も日曜日も無くなってしまった。サラリーマンの時代にはゴールデンウイークは、10連休などがあったのを覚えている。土曜日は休みが普通。たまに研究会があってその時には夜仕事をしており、接待も多く飲食をともなう食事は多かった。

今は、休みがあるがないに近い。どちちらが良いのかはわからない。ただ、自分がしっかりと仕事をしていれば自由に休んだりすることはできるのかもしれない。サラリーマンの時は、みんなが休めそうな昨日や今日ような日は休めるが、単なる平日は休みにくい。
当時のMRという仕事は、どうなんだろうか。ただ顧客のところに行き、たわいもないお話をして帰るだけではいけないが、初めの頃はそんな仕事が多かった。今考えると情けない仕事をしていたと感じる。少しずつ時間が経つと医師と自社薬の臨床研究に関係する仕事が多くなった。

今の人たちのMRの1日ってどうなんだろうか。やりがいのあるMRってどんな像なんだろうか。今なお昔のような飲食を伴う仕事が多ければ、ほとんどの人が肝臓が悪くなり体を壊してしまう人は多かったのではないかと思う。

今の仕事はこの地域の人たちに薬剤師としてどう貢献できるかと感じる。昨日は薬を服薬指導している時に健康教室をいつするのかの質問があった。ご高齢の人対象の健康教室は少しわかってきた。ただ、社会人になりたての人たち20〜30歳の人や40歳ぐらい対象の健康教室とはどんなものなのか考えてはいる。

最近、なんとか薬剤師という専門性のある名前がいっぱいあるが、なんとか薬剤師になるつもりはもうこの歳でなるつもりはない。単なる薬剤師で良いので地域に住む人たちに薬の情報発信は常日頃してしておきたい。投薬時は3分かもしれないが、それ以外に健康教室という時間を作ってそれぞれの健康に寄与したい。

薬にこだわらなくても良いかもしれない。色々試してみたい。簡単なことで良いと思っている。

今日はすごい晴れている。いい天気だ。