明日の朝から東京へ向かう。
今日の徳之島は、ようやく雲の切れ間から青空が少し顔を出し、そのおかげで飛行機もどうにか飛んでいる。ただし、遅延は“島あるある”のようにしっかり発生中。
朝、患者さんの家へ向かう途中、道沿いのサトウキビ畑を見て驚いた。台風の影響で背の高いサトウキビが、まるで巨大なドミノ倒しの途中で力尽きたように、あちこちでぐったりと横たわっていた。島の季節の厳しさを、改めて目の前に突きつけられた気がした。
当初の予定では、土曜日の仕事を済ませてから東京に向かうつもりだったが、周囲から「いや、これは早く行ったほうがいい」と強く背中を押され、急きょ土曜日は仕事を休んで鹿児島空港へ直行する作戦に切り替えた。夕方発の東京便に乗る予定だ。
「東京まで無事にたどり着けるのか」──この一抹の不安を胸に、今日から少しずつ荷物の準備も進めていたが、なんとか形になった。
ただ、服をあれこれ詰めているうちに、自分で入れたのにバッグの中身がよくわからなくなるという事態に。もはやミステリーバッグと化しているが、まあ旅の醍醐味ということで良しとしたい。
明日はとにかく無事に東京へ飛びたい。
荷物も気持ちも「なんとかなる精神」でいく。


