イギリスのロンドンに滞在した際、大英博物館を訪れた。ロンドンは二度目であり、この場所には再び来たいという思いが強くあった。
館内に入った瞬間、まず目に飛び込んでくるのは、ホールの圧倒的な大きさと、石材の壁と床がつくり出す白い世界である。この場所はグレートコートと呼ばれる。ホール中央には円柱構造の図書館が佇んでおり、比較的小さな入口から中へ入ることができる。

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一歩足を踏み入れると、真っ白な空間から一転し、黄色あるいは茶色を基調とした落ち着いたクラシックな空気へと変わる。その落差があまりに大きいため、図書館に入った瞬間、思わず近くの椅子に腰を下ろし、目を閉じたくなるほどであった。図書館であるにもかかわらず、心が静まり、まるで副交感神経が優位になるような安定した気持ちになる。
昨日、ある小学校で保護者を対象とした睡眠の勉強会を行った。睡眠に焦点を当てた講話はこれで二度目である。導入として、この大英博物館の「相反する二つの空間」の写真を示しながら、環境によって人が受ける感覚の変化、そして睡眠の質との関わりについて話をした。
睡眠はなかなか難しいテーマである。しかし、少しずつではあるが、自分なりにより良い伝え方ができるようになっていくだろう。

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