沖縄県の南の海上に、また台風が近づいているという。予報では鹿児島に達するころには勢力も弱まるようだが、それでも強い雨を降らせる見込みらしい。
11月に台風の進路を気にしなければならないとは、なんとも落ち着かない話である。季節の感覚が少し狂っているような気がする。
最近の天気は実に気まぐれだ。急に暑くなったかと思えば、翌日は冷たい風が吹き抜ける。秋と冬の境目が曖昧なこの時期、空の機嫌ひとつで一日の印象が変わる。
そんな天候のように、仕事もめまぐるしく動いている。
学校薬剤師としての業務に加え、町の会議への参加、看護師との打ち合わせなど、何かと予定が詰まっている。
11月というのは、1年を締めくくる前の“助走期間”のような月だ。12月に入ると世の中が慌ただしくなり、動こうにも動けなくなる。だからこそ今のうちに、やるべきことを一つずつ進めておきたい。
静かなようで実は最も熱を帯びる、そんな11月である。


