今年度、私の頭の中では地域活動についてさまざまに考えている。
島内には3町があり、その中に多くの集落が存在する。そして、それぞれの集落では高齢者が集まるサロン活動が行われており、その数は40か所以上にのぼる。その40か所において、高齢者の服薬に関して日頃からよく問題となるのは、多剤服用や重複服用、睡眠薬による転倒の危険性、そして特に他科を受診している場合に、服用している薬の全体像が十分に確認できていないことである。もちろん注意すべきことはそれ以外にもあるが、気をつけなくてはならない点は非常に多い。
マイナンバーカードやお薬手帳を日常的に活用していなければ、そのような問題は起こりやすくなる。
そのため、薬剤師がサロンに定期的に訪問し、その重要性を啓蒙していくことが必要であると考える。減らせる薬は減らし、他科受診をしている場合には、両方の医師が患者さんの服用薬を把握できるようにし、患者さん自身にも適正な服薬を続けてもらえるよう、薬剤師は日々努めなくてはならない。
サロン訪問については、3町を対象に今年度を前半と後半に分け、前半で18か所、後半で同じく18か所を訪問したいと考えている。同じサロンを再度訪問することもあるかもしれないが、年間を通じて35回程度の訪問を実施したい。
このような定期的な訪問活動を継続していけば、当初は大変であるとしても、少しずつ良い結果が現れてくるのではないかと考える。
今年度は、その数値目標を何とかやり遂げて終えたいと考えている。

