徳之島

徳之島days

昨日はある患者さんの薬を届ける居宅訪問をしてきた。台風が接近しているため海岸沿いではない道を通って家まで行ってきた。内陸とはいえ木々はかなり揺れて、たまに車に強い風が当たり車自体がかなり揺れることがあった。

数日前から台風のニュースがおおい。アナウンサーは沖縄県のことはよくわかっているが、数日後に進路を一気に変更し、向かっている場所の島がよくわかっていない人が多い。奄美大島がどこなのかわかっていない。鹿児島県方面に向かうとか言ってしまってかなりいい加減である。

徳之島はもちろんのこと、島の名前なんかはわかっていない。確かに私も瀬戸内海の島はさっぱりわからない。

そんな島で仕事をしてくださいと言われても躊躇するかもしれない。仮に徳之島で仕事と言われ本人は良いとしても、その妻にあたる人は嫌かもしれない。

沖縄県の那覇市での仕事と言われれば想像も少しつくし、行ってもいいかなと思うかもしれない。それ以外の離島となると不安ばっかりである。それが普通かもしれない。

そんな島に薬剤師さんの仲間を増やすためにはどうやったら良いのだろうか。考えないといけない。住む場所のことも納得してもらわなければいけない。例えば3年間徳之島で仕事をしどんなメリットがあるのか提案できないといけない。お給料が普通であればもっとスッキリしないかもしれない。

この島は、都会とは違い小さい町になるので、地域包括ケアを考えるのもスケールが小さくなる。鹿児島県庁の健康増進課には10人職員がいても、この島では同じ課でも1人しかいない。職員さんに薬剤師の地域に貢献できるような提案ができればすぐにやってくださいと言ってくれる場合がある。やる気があればなんでもできる。

それを3年間した後に都会に帰り同じような感覚で仕事をすれば、今問われている薬剤師の対人業務ができるのではないかと思う。

ぜひ3年間この島で薬剤師の仕事をやってみませんか。メールお待ちしています。電話でも結構です。できれば薬剤師本人からのお電話でお願いしたい。