養護の先生と島のつながり

徳之島days

学校薬剤師をしていると、養護の先生と顔を合わせる機会が多い。確かに大変なこともあるが、話していると島ならではの温かさを感じられるのである。

最初に担当したのは一番遠い町であった。マリン薬局まで戻ってくるのに三十分以上かかる道のり。海沿いを走ると天気によって景色が大きく変わり、長い道中も島らしい風景が楽しめる。

やがて薬局のある町の学校も担当になった。こちらも遠い学校はあるが、それでも行きやすさが違う。最近では、その町の養護の先生方が薬局にちょこちょこと立ち寄ってくれるようになった。

先日も「薬局に何が置いてあるのか見に来ました」と笑顔で話してくれた先生がいた。気を遣って来てくれるのだろうが、こうした交流はうれしいものである。ガーゼや絆創膏、保水液、乗り物酔いの薬――遠足や行事で子供たちが使うかもしれないものを備えてほしいという要望もあった。

物販の売り上げ自体は処方箋に比べると小さいが、薬局に足を運んでいただく回数が増えれば、自然と処方箋の発行にもつながるのではないかと感じている。

せっかくの島のつながりである。これからも先生方と情報交換を重ねながら、必要なものをそろえ、訪問した際には楽しく宣伝していきたいものである。