子宝

徳之島days

新聞の中には毎週と言って良いぐらい少子化とか結婚しないとかそういう文字があることが多い。負のスパイラルと言うかうまくいかない流れの時には、それを良くしようと思っても流れを変えることはすぐにはできないことは多い。

少子化対策とか、婚活とか言われてもその逆のことをしたくなるようにも思える。以前にもよく書いているが、徳之島空港は、子宝空港と書いている。この名前は、町長が勝手に決めたのではなく島民が決めてこの名前にした。JALとかに乗られた際には、日本地図でご確認してもらえれば良い。最近ANAには雑誌は置いていないが。

原因というかなってほしくない言葉やアルファベットを並べて略して何とかと言うようなもの多い。それよりもなってほしい言葉を簡単な日本語で表現した方が私は好きである。

この徳之島の薬局には、若い女性のお母さんやお父さんがいっぱい来てくれる。こどもさんの処方箋を持参してくれることも多い。その時、こどもを抱っこし、片手もしくは両手にこどもと手を繋いで、3〜4人で自動ドアから入って来るのを目に焼き付いている。

この島はこどもが多い印象がある。私が、小学生だった頃のような。昨日薬局の女性社員にこどもが1人生まれた。おめでたい。しかも彼女は、23歳。そして3人の母になった。薬局に入社し、すぐにこどもを授かったと思う。夫婦なんやかんや言いながら仲がいいのではないかと思う。女性の凄さも感じる。

この島は、闘牛が有名である。牛の畜産の家も多い。小学生や中学生で子牛が生まれる瞬間を自分の目で見ることは多いと思う。その牛を小学生ながら世話をすることもある。もちろん焼き肉は好きである。その生活そのものが勉強であり、それによって子宝になっていると私には思える。