減薬について

日常の出来事

よく雨が降る。なんでこんなに降るんだろうかと思う困った感じ。

昨日ポリファーマシーについてお話を聞いた。

患者さんが体調を崩してしまうと診察をしてお薬が処方される。お薬を服用して良くなる時もあるが、良くならない時もある。

そしてますます症状が増えていくと、どうしても必然的にお薬が増えてくる傾向にある。それによって色々困ったことがもっと増えてくる。だけどどうしたら良いのだろうかと困ってしまう。

医師も困ることはあるかもしれない。そんな時には、医師だけでなく、看護師、心理の専門職、リハビリの理学療法士や作業療法士、薬剤師、ケアマネージャーそして家族の皆さんから気づいているところを出し合ってもらい、医師にも見えていないことを見つけ出すことも重要かもしれない。

そんな多職種の人が集まって患者さんの特徴や症状などを専門職ならでの見方で感じていることを出し合うと何かの発見があり、その結果減薬に結びつくことはある。

在宅訪問、外来時でも薬剤師の見方で感じたことを服薬情報提供書を使って、医師に遠慮なく提出することは良いと感じる。

多くの職種の人たちと話をするサービス担当者会や退院時カンファレンス、地域個別ケア会議などはとても意味がある。

今の薬剤師はぜひ時間を作って、特に介護認定に変更がある時には必ず担当者会がある。是非薬剤師みんな参加するように努めよう。患者さんのためにもなるが自分のためにもなる。