gs1チェッカー

日常の出来事

gs1チェッカーの監査機器は、今月15日ほどから使用している。取り揃えた薬とレセコンに入力された薬が一致しているかである。入力された薬とは、処方箋に記載された薬を見て入力するのではない。処方入力された薬は基本qrコードで表現され、それをqrレコーダーでピーと機器が読み込んでレセコンに入力される。

つまり、医師が処方箋に間違って記載されていなければレセコンに間違って入力されることはない。あとは、GEへの変換や一包化などを間違わなければ大丈夫である。

ただ、最近はGEの薬不足が続き統一された薬が備蓄されているわけではない。日によってはこれ、日によってはあれ。そんにことは日常茶飯事である。

なのでGEへの変換は、意外に注意を要する。メーカー間違いになることはありえる。

ピッキングした薬が正しくて入力された薬と不一致になるとgs1チェッカーは不一致ですよと呼びかけてくれる。逆にピッキングした薬が間違っていて入力が正しくても不一致ですよと呼びかけてくれる。入力もピッキングも間違っている場合、そのまま素通りしてしまう可能性はある。

最悪、メーカー違いはあるかもしれないが。成分が全然違う成分の薬を服用するという最悪に事態ににはならない。

100%にはなっていないが限りなくそれに近い状態にしなくてはいけない。

人間の目は監査の目にはなるが意外に間違って素通りしていることは少なからずある。それに監査機器という機器の目を入れることで格段にその間違える確率を減らすことはできる。

つまり処方箋に入力された内容を必ずqrコードでレセコンに読み込み、そしてピッキングされた薬をgs1チェッカーで監査することをすれば、限りなく間違いを減らすことはできる。処方箋には、qrコードで表現しておいた方が良いと思われる。無償に近いぐらいの金額で提供してほしい。

処方箋に入力された内容がすべて正しく、間違っていないということは100%ではない。医師が間違えることもある。医師側の入力内容をチェックするのは、薬剤師の目に他ならない。

服用する薬が間違いなく処方入力され、処方箋通り取り揃えられて、患者が処方箋通り理解して服用されれば嬉しい。

それをプロ意識を持って指導できるのは薬剤師の仕事である。間違いがないように患者が服用できるように薬剤師はこの仕事に取り組まなければいけない。

今後は、電子処方箋というデジタルで処方内容が飛び交う時代になる。その時にはqrコードで表現されなくても自動的にレセコンに入力される。入力された処方箋をある場所に保管管理するためには医師側の基本的な間違いがあっては今後できなくなる。

電子処方箋によって世の中にある調剤過誤はある一定程度減る可能性はあるだろう。限りなく処方・調剤の間違いを減らし、薬剤師がプロ意識を持って患者さんに服薬指導することができる時がくれば良いかもしれない。