台風の中にいる

徳之島days

日曜日早く目が覚めた。今、朝5時10分一切風が吹いていない。台風の目の中に入っているようだ。海がやけに静かだ。

台風が通過しても停電さえなく、頑丈な建物の中でいれば怖さはあまりない。人と接することもできればなお気にならない。

台風が来る前に、電力会社の人たちが応援という立場だろうか本土から来ていた。島のあちこちで点検のようなことをしているのを見た。一度6号が通過した時、薬局の営業時間内に停電が何回かあった。土曜日の夕方も何回かあった。長時間ではない。そのおかげではないかと思われる。

月曜日まで、この調子であれば。

本土にいれば台風の風を怖いと感じることはなかったが、島に来てからは台風の怖さを感じることは多い。

この間から薬局内の電気の線を確認している。今は薬局の利用者は少ない。すべての機器が動かなくても良い。最低限なんとか続けられるようにはしておきたい。薬局は、オール電化であるので停電になったら最悪。少しの時間であればなんとかなるが、長期になると何もできなくなる。

日曜日は当番だが、土曜日の昼には薬局の入口の前にゴミの入れ物を設置した。それは鉄でできており、その中に土嚢を入れ動かなくしている。入口のガラスが割れないようにするためである。方向がいっとき入口側に風が吹くと予想される。

今の所大きな被害は薬局にはない。無事過ぎ去ってほしい。

この文章を書き終わる5時45分頃少し風が吹いてきた。動いているのがわかる。日曜日は当番で薬局にいる予定、突風が吹いていたら誰も来ないだろうな。せめて明かりはあってほしい。