まだいる台風6号

徳之島days

日曜日当番であった。台風が過ぎ去ってちょっと落ち着いた時であった。

車の駐車場には木々が落ちてあったり、ゴミがあったり、洗濯物の服があったりと風が強かったせいか訳の分からない物が落ちていた。

午後1番で鹿児島の志布志から来ていた患者さんの処方箋が発行された。あるホテル名の入った車に乗っていたのでそこに宿泊していたみたいである。昨日、足が腫れて歩けないとのこと。見た目にはそんなに腫れてはいないがかなり痛そう。歩けない。

鹿児島県の大隅半島にある志布志市から来ていた。ホテルで缶詰になってひたすらアルコールを飲酒、食事をしていたみたいと想像できた。

これだけ台風で缶詰生活になればそうなると思われる。

処方箋を見た時にウラリット配合錠はあったかなと思った。合計で42錠処方されている。それ以外にも4種類処方されていたがもともと自宅近くの医療機関で処方されている薬であった。

ウラリット配合錠は、備蓄薬ではない。なんと42錠ちょうどあった。薬局に備蓄がないとか不足状態で渡すということはよくあるが、薬局の備蓄数ちょうどであったのは稀。まずはあったことに嬉しかったし、ちょうど残がなくなった。少し嬉しい。

台風で疲れていたが、こんなちょっとしたことで力が抜けてホッとした。やっと台風は去って行った。これから九州本土に行くことになる。舐めてかからないように、用心してほしい。

と思ったが、まだ島は暴風域内であった。かなりゆっくり。吹き返しが今からなのかな。