おぼらだれん

徳之島days

6年間程徳之島にいますが私の年以上56歳以上の年の方が島の言葉で本格的に話したら何を言っているかはまず理解できないです。投薬の時島言葉だけで話す方がいらっしゃいます。
その時島出身の社員に通訳してもらうことは多いです。

ほとんどのご高齢の方々は私と話している時は大和の人と思って話してくれています。ですから標準語に近くなります。島の方同士が話せば島の言葉になります。島では大和の人は、本土から来た人の意味です。

ご高齢の方で聞き取りにくくなった方でも私が島言葉で話せればよく聞き取りやすいかもしれません。
少し島言葉を勉強しても良いかもしれないです

徳之島ではフィリピンの出身の方も多いように感じます。何十年もこの徳之島に住んでいる方がいて日本語がすごく上手です。フィリピンの言葉のタガログ語を少しかじって単語だけでも言ってみるとすごい笑顔になります。固い服薬指導が一気に柔らかくなり患者さんも和やかにしゃべってくれます。そして、日本人にはない素晴らしい笑顔の表情があります。口の周辺の筋肉の動かし方が上手なのだと思います。

昨日、島出身の方ではありますが大阪の東大阪市に長く住んでた方が薬局にいらっしゃいました。なんか大阪弁が入っています。私にとってすごく和みます。

なんか不思議です。生まれた言葉が出ると嬉しくなってしまいます。

ありがとうは、島でおぼらだれん。フィリピンではsalamatです。まずはその言葉からイントネーションも勉強してありがとうの言葉が言えれば服薬のための説明も良くなるのかもしれないです。

写真は日の出です。それしかなかったです。