東京での調剤報酬改訂のセミナー

日常の出来事

今週末、東京で薬局の薬剤師が集まるセミナーに参加した。

保険薬局は、国の決めたルールに則って仕事をしなくてはいけない。2年ごとに変更されるが、今回の改訂は今まで以上により細かく算定方法が要求されている。

しかも薬局施設のDX推進と薬局は何ができたのか実績をより必要になってきた。

例えば、薬局におけるマイナンバーカードの利用率を要求されるようになった。カード自体の啓発もしなくてはいけない。

また、単純に処方箋を受け付ける業務だけではない。地域の医療はもちろん介護や福祉に携わっているいろいろな人たちと連携していくような仕事をしなくてはいけない。そして、そういう人たちからの評価も良くなくてはいけない。

頑張ってきたことには評価され、高い点数を算定できるようになる可能性はある。だがその逆もありえるようだ。

何か災害が起きた時、薬局の業務が止まることがある。その後どうやって再開していくのか、紙の上だけでなく日々研修をし、より早くできるようにしておかなくてはいけない。

身近なものとして台風の停電を例としてあげ、自薬局であればどうやったら良いかまとめていくのも良いかもしれない。それができるだけでも、色々な災害の時にいち早く業務を再開できる一歩になる。だが、そう感じながらも何もしてこなかった。

良くあるのが何事においても薬局の誰かだけが頑張っていることが多い。そうではなくみんなひとりひとりそれぞれの役割を実行できないといけない。

今回のセミナーでそんなことを感じた。