非対面

日常の出来事

金曜日の日経新聞の一面に、薬販売の対面撤廃と書いてあった。すでに対面販売は無くなっているようなものだ。要指導薬品だけが対面販売の状態であったと書かれているが、一般の人からするとなんのことかさっぱりわからないのが普通。

そんなことより今は、過剰摂取の方が関心事かもしれない。それについても何のことかさっぱりわからないかもしれない。

オンラインでのビデオ通話による服薬指導は、購入する人のことがわかりづらいのは間違いない。販売するのが前提で単なる形だけの服薬指導だけになっているように思える。

服薬指導をしその結果、販売しないという選択肢が薬剤師にあるのだろうか。場合によっては、町にある夜間の診療所を受診してほしい時もある。

医薬品をオンラインで販売し、問題なくその人が服薬そして体調が良くなれば良い。だが、そうではなく副作用はもちろんだがそれ以外の何らかのアクシデントになる可能性もある。

オンラインでの服薬指導においては両者どちらも録画することもできる。承諾を得ず勝手にsnsで発信されたりするかもしれない。

そんなに薬が夜中に急に必要になるのだろうか。こどもは別として夜中になる前の昼間にその前兆はあると感じる。

健康のことも含め薬についての啓発活動を薬剤師がしっかり日々行う必要があると感じる。また、薬局に行った方が面白い、勉強になるというような薬局作りも中小の薬局は努力しなければいけない。