居宅訪問

調剤薬局の日常業務

薬剤師が居宅に訪問することは多くなった。ただ、まだまだ本格的に行動に移せていない薬局はある。私の薬局もその一つだ。
居宅訪問の数が多ければ良いわけではないが、多くありたい。

居宅訪問をするための薬局の武器になる一つは、備蓄薬として医療用麻薬や精神関係の薬などをきめ細かく持つことではないかと感じる。また、ある薬を患者さん宅に持って行きたい時に日曜日なども動けるようにしておきたい。

それ以外に基本だが医師以外にケアマネージャーや訪問看護師の人たちとの会話が必要かもしれない。

ケアマネージャーさんの場合、利用者は介護認定されているので生活の状況をどんな職種よりも全体を把握している。看護師は日々こういう薬があったら良いなど、医師の思いを代弁してくれる場合はある。

今はどちらの人に対しても大した話はしていないが、今後につながると思って訪問している。門前払いも多いが、それに負けず、それがいつか自分の出番になると信じている。

DRも訪問看護師にお願いしている部分はいっぱいある。なので看護師さんの感じるところを知っておくことはDRとの話をする時には必ず役に立つ。

実績は少なくとも日々時間を作って訪問しておく必要はあると感じる。それがいつか突破口になるだろう。

それぞれの地域では薬でうまく回っているところもあるが、1年を考えると必ず困った場面はある。そんな時に新規の薬局が入り込める機会がある。

最近雨ばっかり降っている。写真は患者さん宅の前の海である。いつか晴れる日が来るのを夢見てがんばりたい。